【「マインドセットだけ学びなさい」を考える】
こんにちは。でぐっち です。
今日、８月２８日のマインドセットは、
怒りのパワーを利用するな
です。
インターネットで検索してみると、
怒りのパワーを行動力に変えろ！
というのはよく見かけます。
が、
今回のマインドセットはその逆。
この意図はいかに、、、
考えてみましょう。
確かに、
怒りのパワーは行動に訴えかける力があります。
しかし、
その怒りの感情のままに行動してしまうのは
問題です。
それは、
怒りは、言動に出てしまうため、
相手がいるようなケースでは、
相手のヒトに怒りをぶつける形となってしまうためです。
直接、
対面しているなら雰囲気に、
たとえ、対面していなくても、
電話では声に、メールや文書では文言に、
その怒りが現れてしまいます。
それを相手はどう感じるでしょうか？
相手を怒らせたり、不愉快にさせてしまいます。
負の感情は、相手にも負の感情を与えてしまいます。
そして、
これは、良いコトも悪いコトも。ですが、
世の中のモノゴトは循環しており、
同じ性質のモノを引き寄せる力を持っています。
なので、
相手に伝わった負の感情は、
巡り巡って自分のところに返ってきます。
しかも、
マイナスならマイナス、プラスならプラスの力が
大きくなって返ってきます。
それがまた次の連鎖を起こし、、、
らせんを描きながら大きくなっていきます。
なにかやっていれば、
当然、怒りたくなることもあるでしょう。
そのまま、怒り返したくなるのも当然です。
ですが、
怒り返してはいけません。
かと言って、
自分の中に抱え込むのもいけません。
自分の中に抱え込んでしまうと、
それがストレスとなって、
自分のココロとカラダに悪影響を
与えてしまいます。
じゃぁ、どうすんだよ？
となりますよね。
怒りは、
まず、その感情を認めてあげましょう。
客観的に。
あぁ、なるほど。
コレコレこういういきさつならば、
そりゃぁ、怒りたくなるのも当然だよね。
わかる、わかる。と。
ちょっと離れた位置から、
自分を客観的に見ることで、
当事者から他人になることで、
冷静に自分を見つめることができます。
そうすることで、
怒っているという自覚を持ちながらも、
怒りの感情を受け流すことが可能となります。
次に、
どうして怒りを覚えたのか、
原因を探しましょう。
そして、
その怒り、また、原因をどうしたいのか、
考えてみましょう。
ただ単に自分も怒りたいだけだったら、
前述しましたが、
いずれ大きくなって返ってくる可能性があるので、
自分のところで終わらせた方が良いです。
改善したい、直したい。
と言うことであれば、
その方策について考えてみましょう。
可能であれば、
マイナスの感情からプラスの感情に変化させて
あげると、より良い結果を生み出します。
怒りのパワーをそのまま利用するのは危険です。
やめましょうね。取り扱い注意です。
それでは、今日はこの辺で。また明日。
平秀信先生、仙人さん、ありがとうございます。
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怒りのパワーを利用するな
2015/08/28
