こんにちは。でぐっち です。 今日、3月29日のマインドセットは、 短期的満足を遅らせろ です。 ヒトの脳の構造と行動様式の関係について、 ポールマクリーンの脳の三層構造仮説 というものがあります。 これは、ヒトの脳は、生き物の進化、脳の構造に合わせて 1.爬虫類脳 2.哺乳類脳(旧哺乳類脳) 3.人間脳(新哺乳類脳;霊長類脳) の三層構造からなると言う考え方です。 ヒトが受精してから産まれるまでの成長過程においても、 まず、脳幹(爬虫類脳)ができ、 それを覆いかぶさるように大脳周辺系(哺乳類脳)ができ、 そして、大脳皮質(人間脳)ができてきます。 爬虫類脳は、 脳幹、大脳基底核からなり、 生きていく上で最も基本的なもの、食欲、性欲などの、 生きるために最低限必要な行動をコントロールします。 哺乳類脳は、 海馬、帯状回、扁桃体といった大脳周辺系からなり、 喜怒哀楽などの感情、安全の欲望などの、 感情や危険、脅威からの逃避、外敵を防御する行動をコントロールします。 人間脳は、 左脳、右脳からなり、 理性や知性を司り、自己実現の欲望をコントロールします。 例えば、 爬虫類脳は、 食べたい、寝たい、エッチしたい、 哺乳類脳は、 カミナリ怖い、クマが出た逃げろ! また、家族を持ちたい、仲間が欲しい、 人間脳は、 未来のことや創造的、論理的なこと、 メリットやデメリットなど、 を考えています。 爬虫類脳は、その場、その時点の欲求、考え、 すなわち短期的な欲求、考えであり、 人間脳は、長期的な欲求、考えです。 爬虫類脳から出される 短期的な欲求ばかり満たしていては、 同じコトを繰り返すだけとなり、 成長には結びつきません。 爬虫類脳の欲求を満たすのはできるだけ遅らせ、 人間脳に働いてもらい、 論理的、創造的な考えを持ち、行動することで、 長期的、将来的な成功を得ましょう。 それでは、今日はこの辺で。また明日。。 平秀信先生、仙人さん、ありがとうございます。
目次